はじめに
あいかわらずHappymodel Mobula6でFPVに没頭しています!FPVを初めて3ヶ月程たったでしょうか。少しずつ上達して、Freestyleのトリックもできるようになってきました!室内でパワーループができるようになったのでコツをシェアしたいと思います!
本記事の内容は、以下が前提となっています。
- プロポはMODE2、
- フライトモードはACROモード
- ドローンはMOBULA6、VelociDroneシュミレーターのドローン
- シリーズのVol.1〜4までやってきている
基本練習のステップ
1. シュミレータで反復練習する
ご存知の通り、パワーループはジェットコースターの宙返りのように垂直方向で円を描いて飛ぶトリックです。お決まりですが、墜落必至のトリックをいきなり外でやるのは無謀ですのでシュミレーターで反復練習しましょう!
1-1. VelocidroneのTrack「Industrial Westeland」で練習する
パワーロールの醍醐味としては、オブジェクトくぐってループする事です。何もない空間でやるよりも、最初からオブジェクトをくぐって練習をしましょう。くぐるのにちょうど良いオブジェクトがある「Industrial Westeland」と言うTrackをお勧めします。
1-2. パワーループの技の大まか流れ
- 多少勢いをつけて前進
- オブジェクトに対してまっすぐな角度(90度)でくぐる
- くぐった瞬間ピッチを少しだけ下げ上を向き、全く同時にスロットルを思い切りあげる(ピッチの位置はそのまま)
- 地面に対してまっすぐ上を向いて上昇する感覚で、スロットルをあげ続け上空へ登る
- スロットルを下げる
- ドローンが地面に落ちていくのでピッチで向きを微調整
- スロットルを入れつつ墜落しないように、同時にピッチの微調整も入れ、前進する体制を整える
1-3. ポイント1
初めての際は、くぐった直後に上を向いて上昇という動きが非常に難しいのですが、
真上を向いて思い切ってスロットルを上げて上昇してみましょう。ピッチを下げるのと、スロットルを思い切りあげるのはほぼ同時のタイミングかと思います。この動きになれるとパワーループが半分できるようになったと同じです。まずはこの動きを練習しましょう。
1-4. ポイント2
スロットルをどこまで上げ続けるかがポイントになります。スロットルをあげ続けると、オブジェクトの上を飛び越えすぎて、着地する位置がオブジェクトから大分離れてしまいます。これは何度もトライして感覚をつかむことが必要です。
1-5. ポイント3
上昇後スロットルを下げた後の着地です。着地後そのまま前進して再度オブジェクトをくぐれる位置に自然な形で降りてくるのが最後の仕上げですが、これは、ポイント1、2がうまくできるようにならないと難しいです。着地後の前進がスムーズできるようになる為には、基本的なスロットル操作もある程度うまくなっている必要がありますので、練習シリーズの「FPV ドローン 練習方法(スロットル/Throttle)」をしっかり練習しておくとベターです。
まとめ
練習していると何となくできるようにはなるのですが、視点が揺れないようにする事や、綺麗な円のループをするのは中々難しく、奥が深いトリックだと思います。いきなりはできないので、上記の3つのポイントを1つづつ練習するのがいいかと思います。
動画でも説明しています。是非ご覧下さい。
以下は、室内でのパワーループの実践動画のリンクです。是非ご覧下さい。
オブジェクトなしパワーループ
オブジェクトありパワーループ