はじめに
こんにちはハジです。「FPV FREESTYLE の練習」シリーズ、いかがでしょうか。今回は、ロールの練習です。この練習もコツがありますのでシェアしていきたいと思います!
本記事の内容は、以下が前提となっています。
- プロポはMODE2、
- フライトモードはACROモード
- ドローンはシュミレーターのドローン
基本練習のステップ
1. シュミレータで反復練習する
野外のフライトは練習した技を思い切り楽しんで飛ばしたい!のでフリースタイルのトリックをシュミレータで練習し、その成果を野外実践で楽しんでいます!初心者にとってはロールやフリップ等の回転の動きは墜落リスクが高いので、いきなり外でやるのは非効率だと思います。シュミレータで徹底的に練習しましょう!
1-1. Velocidroneで、高い建物がある 「SFPV CITY 2」と言うTrackで練習する
ロールは、高い位置で練習すれば、墜落せずに反復練習ができます。また、視界に建物などがあると周りと比較し自分の体勢を認識しやすいので、高い建物が沢山ある、「SFPV CITY 2」と言うTrackをお勧めします。
1-2. 360度回転のロールを反復練習する
上昇し、ロールの動きだけに集中します。
- スロットルを一番下にする
- 水平の状態からスティックを一気にエンドポイントまで倒す
- すぐにスティックを指から離す
これで360度を一瞬で回転します。元の位置で水平の状態でピタッと止まる。これが中々難しく、しかもこの反復練習は退屈ですが、回転に目を慣らし、スティックの加減を体で覚えましょう!
1-3. 前に進みながら360度回転のロールを反復練習する
慣れてきたら、
- スロットルとピッチを前に傾け思い切り前進する
- スロットルを一番下にする
- 水平の状態からスティックを一気にエンドポイントまで倒す
- すぐにスティックを指から離し中央に戻す
と言う感じで前進の動きを加えて練習してみましょう。これができるようになると、フライトの際に日常的に360度のロールをできるようになります。
1-4. 180度回転のロールを反復練習する
前進しながら、もしくは水平の状態でも、180度回転のロールを行うとFPVの視点としては、だいたい真下に向きます。逆さになって前方を向くわけではありません。最初はスティックを普通に倒し、逆さの視点に慣れましょう!
1-5. 180度回転のロールで水平の輪っかを上から下に潜る
「SFPV CITY 2」には沢山の輪っかが設置されています。慣れてきたら、
- 高い位置に水平に置かれた輪っかの上まで前進
- 輪っかの手前でスロットルを一番下にする
- 下を向くので重力に任せそのまま輪っかを潜る
- ピッチをあげて水平にしつつ前進する
比較的容易な操作ですが、ロールを駆使して輪っかを潜るこの動きは最初とても刺激的な体験でした。
1-6. 180度回転のロールを二回続けてロールの操作にさらになれる
前進しながら、
- 180度の回転を一回行う(逆さの状態になる)
- さらにもう一度180度のロールを行う(水平の状態になる)
これを、スティックを一気にエンドポイントまで倒し、すぐにスティックを指から離し中央に戻すと言う素早い動きで行うと、キビキビとしたロールが行えるようになってきます。
まとめ
YOUTUBE 動画では、多くのパイロットが当たり前のように行なっているロールですが、実際にやってみると初心者にとっては難しいものです。1つずつ丁寧に練習し、美しいFreestyleのフライトを目指したいと思います!
動画でも説明しています。是非ご覧下さい。